タイのチェンマイで11月の満月の日に行われるロイクラトンとコムローイは理にかなったお祭りだった!?
昨日、チェンマイではコムローイ&ロイクラトンと呼ばれるランタンを上げるお祭りと、灯籠流しのお祭りが同時に開催されました。
このイベントは、11月の満月の夜に毎年行われるイベントです。
そのため、毎年日にちが異なります。
これらの二つのお祭りの意味を考えていくと、満月の日にするべきことと結びついたのです。
コムローイとロイクラトンの意味って?
毎年この時期、11月の満月の夜に行われるコムローイとロイクラトンと呼ばれる二つのお祭りは、タイの人たちにとってなくてはならないお祭りとなっています。
コムローイは、ランタンを天に上げることで神様に感謝し、そして苦難を空に打ち上げるという意味合いが込められているお祭りです。
また、ロイクラトンは川の神様に感謝をするお祭りで、川に灯籠を流すことで今年一年の罪を洗い流すという意味も込められているお祭りなのです。
タイの人たちは熱心な仏教徒の方が多い為、これらのお祭りはタイの人たちにとってとても重要な意味が込められています。
満月の日にするべきことって?
日本でも世界各国でも、月にはとても大切な意味が込められていて、月とともに生活されているという方も多かったりします。
昔の方々は月を頼りに、暦を作ったりしていましたが、今でも実は月の満ち欠けは人に重大な影響を与えるだなんて言われたりします。
人間の体というのは80パーセントが水分で出来ているため、月の満ち欠けによって引力が関係してくるとも言われています。
そして、多くの方々に信じられていることで、新月の日に新しく物事を始め、そして満月の日には完了のエネルギーに満ちていると言われていたりします。
農作業などを行う際に、昔から新月の日に種まきをすることで、よく育つようになると言われたからです。
新月とは、何もない所から満月に向かって月が膨らんでいくものですよね?
それと同様に、新月の日にはじめたことは実ものだと昔から信じられてきたのです。
新月の日にお財布を下すと良いというのも有名な話で、新月の日に使い始めたお財布は金運が良くなる財布だなんて言われたりしますね。
そして、満月の日というのはいらなくなったものを断捨離するのに最適な日なのです。
満月で一旦一つのサイクルが完了します。
そして、いらなくなったものは感謝をしてお見送りする日が満月の日なのです。
ロイクラトンもコムローイも断捨離のイベント
スーパームーンの月を見ながら、空に舞うランタンと川に流れていく灯籠を見ながら思ったことがあります。
たいの人たちは、満月のこの日に天の神様と川の神様に感謝しながら、いらなくなったものを手放してるんだと。
満月の日は、手放せるパワーが強い日だということをたいの人たちも知っていたのでしょう。
空に向かってランタンを上げることで、「苦悩」というまったく生きていく上で必要のない感情を手放し、そして、川に灯籠を流すことで、知らず知らずのうちに犯してしまった罪を清める、断捨離することができるのです。
こうして考えていくと、ロイクラトンもコムローイも、満月の日にするべき理にかなったイベントということになるのではないでしょうか?
昨日は、ロイクラトンとコムローイともに参加しましたが、やはりタイの人たちの祈りは、ただ体験したいと観光に来てる人たちとは比べものにならないものがありました。
スーパームーンとコラボした、空に舞うランタン、そして川を流れる灯籠が美しすぎました。
スーパームーンの満月は終わってしまいましたが、48時間以内でしたら満月のパワーが働く時間でもあります。
そして、満月から新月に向かうまでの期間は、断捨離にとっても適した期間です。
スーパームーンについては、以下の記事も参照されてみてください。
参考記事
⇒【【スーパームーンにするべき事!】2017年に向けてお部屋と心の断捨離(大掃除)を始めませんか?】
昨日は忙しくて断捨離することができなかったという方も、新月に向けてお部屋や心の中のいらないものの断捨離を行ってみてはいかがでしょうか?
年末前にすっきりすることができるはずです。
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