大人気映画「君の名は」を見てみた感想と人気の理由と
「君の名は」が、かなりの人気を誇っていて、大評判だということを聞きつけ、
日本に行く機会がありましたので観てみました。
君の名はを見てみた個人的な感想と、人気の理由についてです。
映画「君の名は」って?
君の名はとは、興行収入145億円を突破したアニメ映画で、SNSなどでも絶大な人気を誇るそんな映画です。
私も、タイにいながら「そんなにすごい映画なら絶対観てみたい」と思っていたところ、日本に行く機会がありましたので、観て見ることにしました。
ちなみに、タイの映画情報をチェックしてみると11月からタイでも上映される予定でした。
そんな君の名はですが、ポスト宮崎駿と呼ばれたりもする新海誠監督の作品で、新海誠色が映画一面に出ている作品です。
新海誠監督が描いた小説も、大人気です。
小説は、すでに電子書籍も出ているため、電子書籍で読むことも可能です。
映画「君の名は」が人気の理由って?
ここからは、君の名はのネタバレも含みますのでまだ観てないという方は、お引き取りくださいませ。
※以下、ネタバレ含む
こちらの作品は、なんといっても新海誠ファンの方々にとってはかなり嬉しい、神がかった作品なのではないでしょうか。
独特の世界観が映し出されていて、映画を見終わった後の心地よさを感じたいという方にも最高の作品でしょう。
美しい情景、そして軽い物語の中に入った深い物語。
一つの重要な物語を語るために作られた、外側の物語の構造がかなり綿密でした。
映画「君の名は」のかなり個人的な感想
マトリョーシカ構造、入れ子構造になった物語演出で、「一つの大きな物語」を語るために、前半の物語は語られていました。
最初は、「なんだ、よくある少女漫画的な物語か」なんて思って見ていましたが、全然そんなことはなく、大きな物語を語るための序章に過ぎませんでした。
この世界観というのは、なかなか誰であっても作れるものではないのではないでしょうか。
新海誠だからこそなのではないでしょうか。
物語を語るための物語が、本当の物語を語るための引き立て役になっていて、引き立て役も大きすぎると本当の物語が霞んでしまう。そのあたりも綿密に計算されて作られているのでしょうか?
私には、少なくともそう感じました。
最初をちょっと見て、「つまらないな」と感じてしまう方も、中にはいらっしゃることでしょう。
でも、それって本当に勿体ないなと思います。
物語って、すべてを見てから面白いか、つまらないかを判断するものです。
最初のちょっとだけを観て判断しては、せっかくの物語を損してしまうことにもなりかねません。
人って、最初に感じた感情が後々まで響くからです。
つまらないなという目線で見ていると、最後までつまらない物語になってしまうということです。
フラットな気持ちで最後まで受け入れてから、感想を考えればいいのです。
ストーリ−の描かれ方は、どこをクライマックスにするか、どこで人を惹きつけるか、監督次第です。
最初は、なにがなんだかよくわかりませんでしたが、見ているうちに少しずつ謎が解けてきて、なるほどという形で結びつく、そんなストーリーでした。
もちろん、すべての答えあわせが「君の名は」の映画の中で終わったわけではなく、答え合せは各自じしくださいという演出もまた、にっくき演出です。
余韻を残された映画だったので、いろいろと考えることができる、そんな映画でしょう。
すべてにおいて、完璧に仕上がってると感じたのは私だけではないはずです。
正直言って、2時間にも満たない中でこれだけのものを詰め込むのって至難の技です。
アニメ映画の中では、テンポも良くとても見やすいリズムの映画でした。
まだ見てないという方は、是非君の名はの世界に浸ってみてください。
映画「君の名は」のモデルとなった岐阜県の飛騨市でも映画上映
「君の名は」のモデルとなった場所といわれる岐阜県の飛騨市や高山市では映画館がありませんが、2016年11月6日に、初上映されることが決定しました。
今現在、君の名はの聖地に行ってみたいという方が、多く飛騨市や高山市などを訪れてるようですね。
私も、是非行ってみたいと思ってます。
最後に、こちらの記事はあくまでも私の君の名はの解釈であり、個人的な意見であるということでご了承くださいませ。
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