【マザーテレサの黒いうわさ】マザーテレサは本当は聖人なんかじゃないの?

海外

マザーテレサは、ノーベル平和賞も受賞した貧しい人たちのために生涯にわたり尽力した人物とされてますが、実は「黒いうわさ」もあるようです。

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マザーテレサってどんな人物だったの?

先日のニュースで、マザーテレサカトリック教会の最高位にあたる「聖人」に2016年9月にはなる見込み。との報道がありました。

死後5年で、異例の速さで聖人の前段階である「福者」になりました。

その後、カトリックの最高位にあたる「聖人」へなるみこみだとか。

マザーテレサは、マケドニアで生まれ育ち、インドのコルカタで貧しい人たちのために尽力した人物です。

死を待つ人の家を作った人物としても有名でしょう。

貧困に苦しみ、行き場が無くなった人々を救い、更には親のいない子たちを助け、人生の残りを過ごす場所、死を待つ人の家での看護を行ったカトリック教会の修道女です。

そんな人物として知られてるマザーテレサです。

看護師になりたい方などは特に、マザーテレサに憧れてるという方も多いはずです。

学校でも、マザーテレサに関することは習うため、マザーテレサに関して多少なりとも認識はあるはずです。

マザーテレサの黒いうわさを報じたインドのインターネット新聞

2013年3月2日の事、インドのインターネット新聞である「The Times of India」では、マザーテレサのイメージはメディアによって作られたものだった。

との記述が載ることになりました。

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貧困に苦しむ人たちを助け、修道会「神の愛の宣教者会」を創立したマザーテレサ

マザーテレサは、インド国内だけではなく、日本ももちろんの事、世界中から称えられる人物です。

愛に満ちたマザーテレサの発言の数々も、メディアによって作られたものだったとか。

その理由は、「カトリック教会の誇大な宣伝のため」だという黒いうわさがあります。

カナダのモントリオール大学とオタワ大学の研究員たちが寄稿した論文によると、

マザーテレサの死を待つ人の家は、衛生状態が非常に悪く、満足な治療も受けられていなかった。というものです。

しかし、マザーテレサの修道会である『神の愛の宣教者会』は、多大な寄付金を受けていて、金銭的に困ってる訳ではなく、治療薬などもきちんと購入できる状態にあったとの見方を強めています。

マザーテレサは、「痛みに耐えることこそ価値のあることだ」との説法をしていたようです。

苦しむ人たちに、優しい言葉をかけるマザーテレサを、聖人のように見立て、カトリック教会のイメージアップを図ったと。

マザーテレサが亡くなった時に、彼女の口座にあった多額の預金に関しても、疑問が残るようです。

そんなに預金せずに、困ってる人たちのためにもっとお金を使えたのではないか…と。

マザーテレサカトリック教会と

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このような経緯をみてみると、マザーテレサが死後5年程で、カトリック教会最高位である【聖人】の前段階である【福者】になったという事実は合点がいきます。

そして、2016年9月には、最高位である【聖人】になろうとしているという事実も。

いつの時代も、宗教の背景には政治があったり、大きなお金が動く組織が存在していたり、どこの国でも同じなのかもしれません。

個人的には、マザーテレサはかなり好きな人物であり、憧れの人物であるため、あまり黒いうわさは信じたくありません。

何が真実なのか。

もしくは、マザーテレサの黒いうわさに関しては、真実は知る必要が無いのかもしれません。

なぜなら、マザーテレサの存在と言うのは、黒いうわさ以上に大きな存在だからです。

マザーテレサの残した言葉に救われた方も数多くいるでしょう。

そんな私も、そのうちの一人です。

マザーテレサの名言を思いだし、「今日も頑張ろう」と思える日が一日でもあるという方であれば、黒いうわさなんて正直どうでも良いといっても良いでしょう。

マザーテレサの黒いうわさをしった後のこと

マザーテレサの黒いうわさを知り、なるほど。と思う部分も無きにしもあらずだった私です。

だからと言って、マザーテレサを嫌いになったりはしません。

なぜなら、前述の通り、そんな噂なんていうものは、私にとってどうでも良いことだからです。

ただ、マザーテレサの言葉に救われた一人の人間として、マザーテレサのことをもっと知ってほしいと思ってます。

彼女の言葉で救われる人がもっと増えますように。

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