【2016年の小正月はいつ!?】小正月の意味と由来と伝統行事と
2016年の小正月はいつなのでしょうか?
そもそも、小正月とは!?
伝統行事が多い日本の一月ですが、小正月の意味と由来、何をする日なのか小正月について解説していきます。
2016年の小正月っていつなの?小正月の由来とは?
目次
1月1日が大正月なのに対して、1月15日は小正月と呼ばれる日です。
なぜ、1月15日が小正月なのかと言うと、旧暦で1月15日は最初の満月の日でした。
昔の日本は、満月から次の満月までを一か月としていたためです。
当時、満月の日と言うのは、めでたい日とされていました。
そのため、色々なお祝いをする日でした。その頃の名残で、1月15日は小正月と呼ばれています。
2016年1月15日!小正月の意味は?
それでは、小正月の意味って何なのでしょうか?
大正月は、年神様を迎える日として有名ですよね?
それでは、小正月は?
小正月と言うのは、家庭的な行事を行うお正月の事です。
昔は、妻を里帰りさせていたのが小正月だったのです。
お正月のバタバタが過ぎ去り、そろそろ里帰りをしてきなさい。という日だったんですね。
奥様も、お正月働きっぱなしで大変ですからね(^^;)
そんな事からも、小正月の事を女正月と呼んだりもするようですね。
関西では小正月までが松の内なの?
関西では、小正月までの期間が松の内です。
これは、まだ色々と情報の伝達が発達してなかった時代に、関東から関西まで情報が伝わらなかったためとされています。
関東の松の内は1月7日です。
関西は、小正月の日に鏡開きも行います。
参考記事
⇒【2016年の鏡開きはいつ!?鏡開きの意味と地方によって異なる鏡開きの由来】
小正月の日にする伝統行事とは?
小正月の日は、朝に小豆粥を食べると良いとされています。
小豆粥を食べる理由は、もともとは中国から伝わった行事ですが、小豆粥を食べる事で家族の無病息災を願うためなのです。
いつの時代も、健康あってこそですからね(^^
また、小正月のお飾りとして、【餅花】を飾ります。
餅花は、豊作の予祝の行事として飾られるため、小正月のことを花正月とも呼びます。
秋の豊作を願う日でもあるという事ですね。
どんど焼きとは!?
小正月と言えば、お正月飾りを燃やす日でもあります。
お正月飾りを左義長(さぎちょう)と呼ばれる青竹で燃やすことを、どんど焼きと言います。
どんど焼きを行う事で、悪霊払いを行います。
また、煙に乗って年神様が天に帰っていくとも言われています(^^)
カラスの小正月とは!?
カラスの小正月という言葉を聞いた事がありますでしょうか?
カラスの小正月とは、岩手県の花巻市で行われる伝統行事で、お正月の島飾りなどを燃やした墨を子供たちの顔に塗って、健やかな成長を願うものです。
もともとは、昔行われていた魔除けの祭りを復活させたものだと言われています。
1月15日の小正月ですが、正確には1月14日の日没から1月15日の日没までを小正月と呼ぶそうなので、小正月の準備を早めに行っておくと良いですね。
小正月の1月15日、まずは小豆粥からのスタートですね。
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