【熊本県阿蘇山の噴火最新情報】気象庁の初の噴火速報が出された噴火か

国内

熊本県阿蘇山が、本日朝9時50分ごろに噴火しました。

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その際に、気象庁で作られた「噴火速報」がはじめて出されたとのニュースです。

阿蘇山噴火のニュースと気象庁の噴火速報と

本日、熊本県阿蘇山が噴火した際に、御嶽山の噴火の時に作られた気象庁の噴火速報が初めて出されました。

噴火速報とは、気象庁のページによる説明によると、

噴火速報は、噴火の発生事実を迅速に発表する情報です。 登山中の方や周辺にお住まいの方に、火山が噴火したことを端的にいち早く伝え、身を守る行動を取っていただくために発表します。

とされています。

去年の御嶽山の火山噴火を教訓にしたもので、8月から運用されています。

今回の熊本県阿蘇山の噴火で、はじめて【噴火速報】が出されることとなりました。

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気象庁の噴火速報はどうやって出されるの?

気象庁の噴火速報は、テレビやラジオ、そして携帯などからも受け取ることができます。

多くの被害者を出す事になってしまった御嶽山の火山噴火のような被害を出さないためにも、噴火速報は非常に重要です。

噴火速報は、5分以内に出されるものとされていましたが、今回に関しては通常の噴火と見分けがつかなかったため、噴火速報が出されるのが遅れたとの事です。

9時43分の時点では、噴煙が白かったのが、その後47分になると、黒い噴煙が上がりだしたとの事です。

阿蘇山噴火の状況とは?

黒い噴煙が阿蘇山の中岳第1火口から上空に向けて高く噴き出し、火口から約2キロほどの範囲はあたり一面、火山灰で白くおおわれることになりました。

参考記事
⇒【熊本県の阿蘇山噴火速報!阿蘇山が噴火し白い煙「ストロンボリ式噴火か」

近くにいた人たちは、硫黄の匂いが強くなってくるのを感じたそうです。

また、火山灰が降ってきて、目に入って痛いと感じる記者の証言がニュースになっていました。

火山灰が目に入ると、眼球に傷を付けてしまう事にもなりかねません。

阿蘇山の近くで、外に出る際にはゴーグルなど、目に火山灰が入らないように対処する必要があります。

また、器官に入ると呼吸器疾患なども起こしかねませんので、高機能なマスクを装着すると良いでしょう。 

参考記事
⇒【熊本の阿蘇山噴火】観光シーズンの阿蘇山噴火と飛行機の欠航と

阿蘇山噴火の観光客への影響は?

観光シーズンの阿蘇山で、観光客の姿も多くあったようです。

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ロープウエイの近辺にいた観光客たちは、これはまずい。と思って、すぐに非難したために、大事には至りませんでした。

また、怪我人なども特に出てない模様です。

阿蘇山は、民家が阿蘇山の近くにないというのも幸いです。

なお、本日はANAJALなどの熊本への運航便は欠便になったものも多いようですが、明日からは通常運行の予定だそうです。

全日空の14便欠航、日本航空で4便欠航でした。

この後も、噴火が予測されるため、厳重な注意が必要ですが、なるべく外に出ないようにして様子をみて、最新情報に注意をするようにしましょう。

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