もやしはなぜあんなに安いのか?日常のちょっとした気になる疑問解消
スーパーに行くと、もやしは有り得ない程のお安いお値段で売られていますね。
なぜもやしは、あんなに安く売られているのか疑問に思われたことはありませんか?
ちょうどスーパーに勤めてる方がいらっしゃいましたので、もやしの謎について聞いてみました。
スーパーの目玉商品「もやし」
もやしって、結構どこのスーパーに行ってもありえない価格で販売されています。
50円以上のお値段で売られているもやしを、あまり見たことがないかもしれません。
それ程安い値段で販売されているもやしですが、もやしの特売デーとなれば10円、19円などというびっくり価格で売られているのです。
私がいつも利用しているスーパーでは、常にもやしは19円で販売されています。
また、たまに利用するスーパーでは特売デーがあり、その日にはもやしは10円でお一人様2袋までなどとなっています。
そんな激安価格でなぜもやしが販売されているのか、気になりませんか?
その謎に迫ってみることにしました。
もやしはなぜ激安価格なの?
もやしは、実は簡単にできてしまうものの代表格とされています。
種を植えてから出荷まで、なんと8日程という短期間であのもやしは出来上がってしまうのです。
すぐにできるのは知ってましたが、まさか8日でもやしが出来るとは知りませんでした!
早いサイクルでもやしは出来上がるため、安値で販売されているというのも一つの理由です。
また、もやしの育成ってお水だけで肥料などもいらないんだそうです。
お水をあげるだけで、暗い工場の中などでもやしは作られます。
あまり人の手もかからないために、安値が実現可能だとも言われています。
そうは言っても、10円、20円という値段で販売されていて利益が出るものなのか気になってしまったりします(^_^;
もやし業界は悲鳴をあげていた?
利益のことを考えると、実はもやし業界は悲鳴をあげてたりするようですね。
もやし=安いものという認識が私たち消費者の中で出来上がってしまっているため、あまり値段を引き上げる訳にもいきません。
もやしを作る種も、実際に値上がりがされているようですが、商品的にあまり値上げ出来るものではないんだそうですね。
もともとの値段が安すぎるため、たしかにあまり値上がりすると消費者側からすると困ってしまいますね。
また、もやしって存在的に「お金がない時の救世主」という位置付けで定着しているため、値上げしてしまうと見向きもされなくなってしまう恐れもあります。
様々な要素が絡み合いあまり値上げすることもできないのがもやしという存在なんだそうです。
実際に、利益が出せずに潰れているもやし業者というのも数多くあるようです(>_<)
スーパー的にはもやしをあの値段で売ることは赤字になるの?
ちなみに、スーパー勤務の友人に聞いてみたところ、スーパー的にももやしをあの値段で売るのは大赤字なんだそうです。
ただし、ここにはからくりがありチラシなどを出すときにもやしを目玉商品として出すんだそうです。
そうすることで、もやし狙いでお客様がやってきます。
まさかもやしだけ買って帰るお客様もそうそういないので、お店の中を巡回してもらうことができるんだそうです。
たしかに、余程じゃない限りもやしだけを買って帰ろうとは思いませんね。
そのような理由からも、スーパーは目玉商品を設置してるんですね。
もやしって安全な食べ物なの?
もやしって、あんな激安価格で販売されていることからも、安全性はどうなの?なんていうことが頭に浮かんだりします。
もやしは、基本的に室内で育てる為、害虫などの被害にあうこともありません。
その為、農薬は使われていないので残留農薬などの心配はありません。
ただし、「漂白されているもやし」が販売されてたりするのは事実です。
スーパーで無漂白と書かれているもやしを目にしたことがありませんか?
私はいつも無漂白と書かれているもやしを購入しますが、無漂白と書かれてないものは漂白されている可能性があります。
あまりにももやしの色が白いという場合には、疑ってみた方が良いでしょう。
漂白剤は体に悪いのかというと、食品漂白用添加物の重合リン酸塩などは過剰摂取しなければそこまで悪影響を及ぼすものではないと言われています。
ただし、次亜塩素酸や亜流酸塩などが漂白剤として使われているものはあまり良いとは言えません。
もやしの安全性が気になるという方は、「無漂白」と書かれているもやしを購入されてみると良いでしょう。
食費を安くするという考えも良いですが、健康に対する影響なども考えながら何を食べるかを考えていくと良いですね。
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