【茨城・栃木大雨の被害最新情報】鬼怒川の堤防決壊による被害と大雨の理由とは

国内

2015年9月10日に台風の温帯低気圧の影響で50年ぶりとなった記録的大雨で、茨城県・栃木県などではかなりの被害が出ています。

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1日経過した現在、茨城県、栃木県の被害の最新情報をお伝えさせて頂きます。

茨城県常総市での鬼怒川堤防崩壊のニュースその後

茨城県常総市では、茨城と栃木の間を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、かなりの被害が出て居ました。

参考記事
⇒【栃木・茨城で大雨の被害拡大 鬼怒川が氾濫し家が流された場所もあり

常総市では、鬼怒川の堤防の決壊により約32平方キロ四方の住宅地で浸水しました。

世帯数によると、約6500世帯にも及びます。

床上浸水が4400世帯、床下が6600世帯にも上り、市の東部の世帯の大半が浸水しているとの事。

また、浸水だけにとどまらず、家屋が流されるという被害にまで及んでいます。

茨城県に大雨特別警報がだされ警戒が続いていた

大雨特別警報が出され、河川の氾濫や、土砂災害などへの警戒が続いていました。

※大雨特別警報は、11日朝に解除されています。

ただし、警報は解除されてはいますが未だに浸水などの被害は継続しています。

不明者は今だあり!ヘリコプターやボートなどでの救助活動

茨城県常総市では、未だヘリコプターやボートなどで救助活動が続いています。

10日中に、約600人が救出され、まだ助けを待ってる住民が690人との状況でした。

その後も引き続き救助活動は続き、ほとんどの人が救助されました。

11日にも救助活動は続き、連絡が取れなくなった人が12人との状況です。

茨城県常総市の鬼怒川の修復方法は?

鬼怒川の決壊を、修復するにはどうしたらいいのでしょうか?

浸水地域では、ポンプ車を使い排水作業が行われていました。

更に、ブロックと遮水シートでふさぐ仮の堤防を作ることにより、水の流出を防ぐ方向修復作業が行われています。

川底に鋼板を打ち込む補強工事を行う予定だというニュースです。

茨城県・栃木県を襲った大雨が長時間続いた理由とは?

それでは、なぜ茨城県、栃木県周辺では大雨が長く続くという事態が起こったのでしょうか?

結論から言うと、低気圧と台風の二つの異なる地域から、湿った空気が流れこみ同じ地域で長い時間ぶつかり合ってしまったためです。

そのため、行き場のなくなった空気が上昇し積乱雲が大量発生し、今回のような大雨を招きました。

東からの風が、南西からの空気の流れを押しとどめてしまう事になってしまったからですね。

その近辺に私も居ましたが、こんなに大雨が続くのは正直言ってあまり記憶がありません。

近所の川も、もう氾濫しそうな勢いでした。実際に、私が住む地域の川も水門を閉門していました。

その影響で、浸水した地域も多々出て居た状況です。

マンホールなどからは水が吹き出し、近所の道路は水が溢れて通行止めになる場所もありました。

茨城県常総市では、未だに被害が解消していない状況です。

早く、浸水などの被害がおさまることを祈るばかりです。

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