ネパール地震のその後~ネパールの宗教と子供たちとネパールの未来~

海外

ネパール地震から、約2週間が経過しました。

f:id:idobatajouhoutyokinbako:ネパール 地震

まさかネパールで地震だなんて、予測もしてなかったことが起きると人々の動揺もかなりのものだったに違いありません。

地震から二週間が経過し、人々の暮らしはどう変わってきてるのでしょうか。

ネパールのカトマンズ地震その後

ネパールの人たちは、突然の大地震に驚き、家を失った人たちも大勢います。

地震の恐怖で、眠れない夜を過ごした方たちも多く、不安で不安でたまらなかったことでしょう。

今現在は、カトマンズではお店も復旧し、日常に戻りつつあります。

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家を失った人たちは、テント生活をしながら、配給される食料をいただき生きてます。

少しずつ、心の安定を取り戻して来てるようです。

ただし、カトマンズでは食料などの配給は行われるようになっていますが、まだまだ地方の村までは配給などはいきわたっていません。

カトマンズに出て来てる人たちで、地方に田舎がある人々は、田舎に帰り、色々と救助活動を行なったり、テントを配ったり、食料を配ったりと、私の友人なども個人で活動してたりします。

ただ、個人で出来ることと言うのはやはり限られています。

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「自分の力じゃ、どうしても限界がある」と私のネパール人の友人も言ってました。

2週間がたち、ようやく地方の村までも救助の手が伸びてきています。

ネパールのカトマンズ地震の後、子供たちは

ネパールの子供たちも、経験したことのない大きな地震にかなり動揺してたようです。

今までの生活でなかったことなので、不安を隠しきれない子たちが多かったことでしょう。

2週間が経ち、元気を取り戻してる子供たちも大勢います。

子供ながらに、自分に出来ることはなんだろう?と考えてる子たちが多いこと。

ネパールという国は、ヒンドゥ教の国です。

ヒンドゥ教の教えでは、困ってる人たちを助けよう。と言う教えがあります。

もちろん、日本でも困ってる人を助けるのは常識ではありますが、それ以上に宗教色の強いネパールという国においては、その精神が発揮されるのです。

自分も大変だけど、もっと困ってる人がいるんだ。

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友人が私に言った言葉です。

たとえ明日食べるものが無くなったとしても、今食べるものがあるから、明日は明日の風が吹くよ。と。

だから、自分より困ってる人に分けるんだ。

と。

ずっと心に残ってる言葉です。

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信仰心というのは、通常時よりも、何か事が起こった時に大きな力を発揮するのではないでしょうか。

日本にないものを、ネパールの人たちに教えられます。

【ネパールのカトマンズ地震】ネパールの未来は

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ネパールで地震が起こり、耐震構造のまるでない建物ではダメだという事を、ネパールの人たちも気づいたはずです。

これから先は、耐震構造のしっかりした建物を建てようと思った方たちが多いはずです。

ネパールで、耐震構造のしっかりとした家を建てるとなると、日本とあまり変わらない程の金額がかかってしまいます。

なぜなら、材料費が高いためです。

材料があまりネパールにはないためです。

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レンガなどを積み上げて作る家は、安くできます。

今後は、そういう訳には行かなくなってくるでしょう。

今後のネパールの課題となるはずです。

そしてお国柄、復興には時間がかかるはずです。

昔よりもかなり発展してきてるとはいえ、まだ発展途上にあるネパールという国です。

すべてが時間がかかるという事は、ネパールに暮らす人々も承知の上です。

今後、ネパールへ観光に行くという方も減る見込みです。

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そうなってくると、またネパールにお金が落ちなくなってしまいます。

観光でかなりのお金を得てる国だからです。

そのようなことも含めて、今後のネパールを思い、自分たちの取るべき行動を考えていくと良いですね。

災害時になんだかんだ一番役に立つのはお金です。

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色々なところで、【ネパール地震災害募金】が募られています。

ここならば、と思う所で、自分の気持ちを募金していくことが、今すぐ、私たちが出来ることなのではないかと思います。

※画像は他サイトからお借りしたものも含む

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